アパレル産業と環境汚染

アパレル業界は２番目に環境汚染に関わっている産業と言われています。
それはファストファッションの登場による大量生産・大量消費があります。

服を作るには綿、石油、水など多くの資源が必要になります。服を1枚作るには浴槽１１杯分の水が必要とも言われています。
生産の工程てはどうしても二酸化炭素も排出されてしまいます。

服自体は生活に欠かすことのできないモノのため、なくすことはできません。

しかし、流行の変化の速さなどによって、貴重な資源を使って作られた製品がすぐに廃棄されてしまうことも多くあります。
さらに、ファストファッションは定価価格を実現するために大量の製品を作ります。大量生産することによって価格を安く抑えています。
大量に作られた服が、すぐに捨てられてしまう。売れ残ってしまうという問題が発生しているのです。

おしゃれを楽しむこと。それはとても大事なことだと思います。
気分が上がるし、その日が楽しくなる。ワクワクする。とてもわかります。

ただ、長く楽しむために、一時の流行りに流されず商品を選ぶことが大事ではないでしょうか？
長く着まわせるアイテムを大事に使う。
ファストファッションが悪いではなく、「どんな服を選ぶか」が自分にできるファッション業界への大きなアクションだと思います。

AfterBlueももちろん完璧ではありません。

可能な限り再生素材を使用して、新たな資源を使わないことを意識していますが、このスウェットパンツなどはチカラが足りず再生素材ではありません。
ただ、問題の一つである、「大量生産はしない」というところは大事にしていきたいと思っています。

どうしてもビジネスである以上、生産ロットという数字がついて来ますが、今回のスウェットパンツはアパレル業界にしてはかなりの小ロットで生産をしてもらっています。

サスティナブルな商品も大量生産したら意味がない。それは間違いありません。環境負荷は減るけれど、大量ではあまり意味がない。

再生素材でなくてもできることはある。


選ぶ側も作る側も何ができるのか見直してみるのも必要かもしれません。
Afterblueは常に自己矛盾を抱え、自問自答状態です。