ミニトートバッグ サックス【漁網】【再生ポリエステル】
¥5,900
なら 手数料無料で月々¥1,960から
マリンブランドによる海洋環境改善プロジェクト「W.e.M(worn environment me)」の生地を使用した数量限定ダブルネームのランチトートバッグ。
使用されている生地は、漁網からできた「再生フィッシュネット繊維」と、ペットボトルなどからできた「再生ポリエステル繊維」を織り交ぜてできています。
漁網や再生ポリエステルというと硬くてごわごわして固いイメージかもしれませんが、独特の柔らかさと伸びがあり、優しい肌触りの生地になっています。
ファスナー付きで口を閉じられるので移動中も安心です。フロントにはポケットも付いていて、近場からお出かけまで活躍!
【サイズ】
横幅:約32cm
高さ:約20cm
マチ:約10cm
【素材】
・本体
ポリウレタン8%
再生ポリエステル46%
再生ナイロン46%(漁網)
・タグ
ポリエステル(リサイクル糸50%以上使用)
・裏地
ナイロン100%
漁網について
漁網とは魚をとるための漁具。魚を食べるためには必要な道具です。特に私たち日本人が世界に誇る「寿司」などの日本食文化では欠かすことのできない重要な道具になります。
しかし、この漁具が海に流出し、漂い続け、多くの海洋生物を苦しめています。
世界の海では毎年50万〜100万トンに上り漁網が海に流出し、ウミガメや魚、海鳥など、さまざまな海洋生物を絡み捕え、長期間に渡って苦しめ続け、最終的に命を奪ってしまっているのです。
海を漂う海洋プラスチックごみは2050年までには魚の量を上回るとも言われており、その10%程度を漁網が占めています。この漁網は長い年月をかけ、マイクロプラスチックとなり、食物連鎖の家庭で、食卓にも上がるなど我々にも大きな影響を与えています。
さらに、漁網はプラスチック製のため、分解されずに何十年と海の中を漂い続けます。何十年と漂い続ける中で、ウミガメ、海洋哺乳類、海鳥などに絡まり、動物たちが死亡するケースが多く発生しており、ウミガメ類の全てと海洋哺乳類の66%の種、海鳥の50%の種が漁網の被害を受けていると言われています。
特に残酷なのは、絡まることにより、身動きが取れなくなる、呼吸ができなくなるなど、長い期間苦しみ続けて死んでいくのです。
この漁網の問題は簡単には解決することはできません。
それは必ずしも不法投棄をされているわけではないからです。嵐などにより流されてしまい回収ができなくなってしまったものや、地底に引っかかってしまい外すことができなくなってしまったものなど、人為的に排出されているわけではないものも多く存在しています。
世界ではこの漁網の問題にたいして、流出を防ぐ方法や規制、適切に回収しリサイクルするなど、色々な仕組みづくりに取り組み始めています。
生活必需品の道具がもたらしてしまう影響、簡単には解決することはできないと思います。
ただ、関心を持つ人が少しづつでも増えることで、何かが変わるかもしれない。そう思っています。
大きなことはできない、100%の正解もない、ただ、快適な生活を守るために一人一人が問題を「知る」ことがまずは大事だと思います。そんなきっかけになれば幸いです。
「参考情報:WWFジャパンウェブサイト(https://www.wwf.or.jp)」