Blue marbleシリーズ イヤリング(Octagon)【アップサイクル】【オンリーワン】
¥3,500
SOLD OUT
ビーチクリーン仲間renewよりブルーマーブル柄のアップサイクルピアス取り扱い開始しました。
採取した海洋プラスチックを洗浄、成形、レジンでコーティングした、湘南の青い海と地球をイメージしたアップサイクルピアスです。
綺麗なマーブル模様で、耳元を爽やかに演出してくれます。
夏にもってこいなアイテムです。
【Blue marble】
シリーズ名の「Blue marble」とは青い海と白波をイメージしているのはもちろん、宇宙船アポロ17号の乗組員によって、撮影された地球の写真の名前でもあります。
この「the blue marble」という地球の写真は、現存する写真の中で世の中に最も広まった写真の一つとも言われており、このピアスが広く広まることで、プラスチックごみ問題についてより多くの方々に知ってもらい、青い海を、ひいては青い地球を守ることにつながることを願いこのシリーズ名をつけました。
【素材】
本体:プラスチック(レジンコーティング)
金具:真鍮
※オールハンドメイドのため、左右で柄は異なります。
※同じ形・柄の再入荷はできません。
※お使いのモニターやデバイスの設定により、色味が実際とは異なって見える場合がございます。
※金属アレルギーの方のご使用はご遠慮願います。
※お客様都合によるイメージ違いなどの返品は対応できません。
※マイクロプラスチックは洗浄・漂白・消毒を行い、表面はレジンで全体をコーティングしております。
アップサイクルと海洋プラスチック問題について
環境省が平成28年に実施した日本全国10地点で実施した漂着ごみに関する調査では、容積別では48.4%がプラスチックごみ、また個数別では65.8%をプラスチックごみが占めるという結果になっています。
すでに世界の海に存在しているプラスチックごみの量は1億5000万トン(※1)存在していると言われており、さらに約800万トン(※2)のプラスチックごみが、毎年新たに流出しているといわれています。
大きすぎてイメージがつかみづらいですが、ジャンボジェット機の重さが1機あたり約350トン(https://www.ana.co.jp/travelandlife/trivia/vol19/)とのことなので、単純計算で約23,000機分の重さのプラスチックごみが、毎年新たに流出していることになります。
日本国内から海洋へ流出するプラスチックごみという観点で考えると、その多くは陸から川を伝って流出するといわれています。その中にはポイ捨てなどの不法な投棄から、強風などの自然現象で流出するもの、また、生活排水などに混じって流出するケースなど様々な要因が考えられます。これら流出したプラスチックは、やがて紫外線や波などの影響で徐々に破壊されて細かくなり、5mm以下の大きさになったものが「マイクロプラスチック」と呼ばれています。
プラスチックごみの中でも、取り分け「マイクロプラスチック」が問題視されているのはなぜでしょうか。それは、プラスチックが持つ性質と、小ささ故の生物による誤食が挙げられます。
プラスチックは石油から作られている素材であり、油に似た物質を吸着しやすいという性質があります。海の中には、これまでに流れ出た(現在は禁止されているが過去に使用されていた)汚染物質がすごく小さい濃度で今も残留しており、それらをプラスチックごみが吸着することで海を漂うプラスチックごみには汚染物質が蓄積します。
そして、汚染物質が蓄積した小さなプラスチック片を小さな生物が誤食し、さらに別の生物に食べられるということが連鎖的に起こると、生物の体内で汚染物質が次第に濃縮されていく「生物濃縮」と呼ばれる現象が懸念されています。
日本で起きた「生物濃縮」の事例として、メチル水銀が魚介類の食物連鎖によって生物濃縮しそれを摂取した住民に中毒症を引き起こした「水俣病」が知られています。
今のところ、実際の健康被害が生じている訳ではありませんが、海洋へ流出するプラスチックごみの量が今後も減らなければ、将来的に起きるかもしれない重大な懸念です。
よく聞くマイクロプラスチックの問題は他人事ではないのです。
マイクロプラスチックを出さないために一人一人がどうしたら良いのか。それを考え、行動することで未来は少し変わるかもしれません。
(環境省:「資料2ー2 海洋ごみをめぐる最近の動向rev3」http://www.env.go.jp/water/marirne_litter/conf/02_02doukou.pdf)
※1:McKinsey & Company and Ocean Conservancy (2015)
※2:Neufeld, L., et al. (2016)